ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第2話第3話第4話あらすじ考察感想

日本テレビで放送されている考察系サスペンスドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第2話第3話第4話あらすじと考察、感想のページです。

各話あらすじ終盤は省略していますので、気になる方は見逃し配信などで視聴してみてくださいね。

目次

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第2話あらすじ

2024年

燈子は灰川邸事件を振り返り、刑事を辞めた冴木に詳しい話を聞こうとするが「あの事件はもう解決している」と何も語らない。

燈子は灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークと同じマークが失踪した美来の腕にも書かれている写真を冴木に見せる。

灰川邸事件との関連性を疑う燈子だったが、冴木は「あの事件の犯人はもう…」とその場を立ち去ろうとしていた。

2017年

逮捕された灰川十三が取り調べを受け、子供たちの死が全て自分の犯行だったと自白する。

夜道を歩いていた花音は階段の上から何者かに突き飛ばされる。

幸い重症ではなかった花音は病院にやってきた冴木に「私を突き落とした犯人は灰川邸事件の犯人です」と灰川とは別に真犯人がいることを説明する。

冴木は花音が持っていたキーホルダーが犯行現場にあったマークと同じだったことに気が付く。

冴木に聞かれた花音は「リッカのマークです」とこのマークを灰川が家族の証だと言っていたことを語る。

冴木は灰川以外の犯人を捜すことを決意し、リッカのマークが犯行現場に残されていたことから、生き残った子供たちの誰かが犯人で、灰川がかばっている可能性が高いことを花音に説明する。

冴木は生き残った子供たちの悟、マヤ、優磨、蒼佑の調査をして花音が突き落とされた時間に、行方不明の健流以外全員アリバイがあったことを確認する。

五味の調査で連続傷害事件の被害者の息子が父から暴力を受けていたことがわかり…

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第2話考察&感想

2024年に失踪した美来の事件がどのように過去と関わっているのかが気になるポイントですね。今回のラストで灰川が亡くなってしまい、犯人ではないことがわかります。

幼いころの冴木は蒼佑を置いて祖父と出ていった過去があることがわかりました。そのことで蒼佑は裏切られたと感じているようですね。

本編とは関係あるのかないのかわからない、連続傷害事件も気になりますね。虐待が許せない何者かの犯行のようですが、怪しげな蒼佑や行方不明の健流が関係していたりするんでしょうか。

顔に火傷を負ったような謎の男も現れますが、もしかすると健流なのかもしれませんね。

終盤は蒼佑の母、由香が蒼佑の暴力衝動を受け止めていたことがわかり、防犯カメラを確認した五味は暴行事件の犯人に気が付き、留置場の灰川は首を…

衝撃のラストに気になる次回を楽しみにしたいと思います。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第3話あらすじ

2024年

燈子は灰川十三と子供たちにとって家族の証となっていたリッカのマークが美来の腕にあったことで、灰川十三の意志を継いだ何者かがいる可能性を冴木に語る。

2017年

留置場で首を吊っていた灰川は抵抗した形跡がなかったことから自殺と断定される。

冴木は花音に会いに行く。花音は蒼佑を尾行していたが見失ってしまったこと、そして今晩生き残った子供たちの集まりがあるので、そこで蒼佑を観察することを冴木に語る。

花音を突き落とした犯人の調査を進める冴木は、目撃者のタクシー運転手に会い、階段の上にいた人物が蒼佑ではなく、顔に全体的に傷のある男だったことを聞く。

冴木は鈴木の調査で、灰川が自殺した時に署の裏に設置された防犯カメラに顔に傷のある男が映っていて、リッカのマークのキーホルダーを持っていたことがわかる。

五味は冴木を屋上に呼び出し「あんたなんでしょ、傷害事件の犯人」と犯行現場の映像を見せる。

子供たちを虐待から救うための犯行だったことを知る五味は、すぐに冴木を逮捕せずに「あんたが自首するまで私は何も言わない」と告げる。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第3話考察&感想

タクシー運転手で酒井敏也さんが出演していましたね。ゲスト出演なんでしょうけど、なかなかのインパクトを感じました。

顔に傷のある男が重要な何かを握っていそうな雰囲気ですね。

生き残った子供たちの集まりで「健流は俺達のことをずっと恨んで…」「あいつは自分から俺達家族を捨てた」と言っているシーンがあったので、過去に動機になるような事件があったのかもしれません。

そんな父親に育てられた2人は暴力的な衝動が抑えきれない時があるようですね。蒼佑はその衝動を母に、冴木は虐待している親たちにぶつけていたようです。

冴木の背中にはムチで撃たれたような凄まじい傷跡が残されていました。

冴木は父親から暴力を受けていて、12歳の時にその状況を知った祖父が養子にして一緒に出ていったようですね。そして代わりに蒼佑がターゲットになってしまったようです。

終盤は冴木が灰川邸事件の真犯人を見つけるまで自首を待ってくれるよう五味に頼み、花音の自宅には顔に傷のある男が現れて…

衝撃の事実が次々と明かされますが、まだまだわからないことだらけです。また次回を楽しみにしたいと思います。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第4話あらすじ

2024年

燈子は灰川邸事件で生き残った子供たちの誰かが犯人である可能性を考えていた。

冴木は灰川邸事件との関連性を疑うが「まだ、いろいろと謎も残ってますよね?」と、危険な目にあっているかもしれない美来を諦めないことを告げる。

過去を振り返った冴木は「やっぱり俺はこれで」とその場を立ち去る。燈子は一般女性と警察官が襲撃された記事の切り抜きを眺めていた。

2017年

冴木は顔に傷のある男の写真を花音に見せる。花音は「今日、家に来ました」とインターホンの映像で見かけたことを語る。

その男が健流ではないかと冴木は花音に尋ねるが、花音は最後に会ったのが6年前でわからないと言う。

健流に動機がないか尋ねる冴木、花音は「恨んでいるのは確かかもしれません」と語り始める

健流はある日突然灰川に反抗するようになり、タチの悪い人たちとつるむようになった。

健流が犯罪に手を染めてここでの暮らしがバレてしまうことを恐れた花音たちは「このままでは家族でいられない、出ていって欲しい」と言い、そのまま健流は灰川邸を出ていく。

花音は健流が「灰川にはちゃんと血が繋がった本当の子供がいるんだよ」と言っていたことを冴木に告げ、犯人が灰川の実の子供である可能性を語る。

冴木は戸籍上はいないことになっている灰川の子供が存在するのか調査を始めると、灰川十三だと思っていた男は灰川十三の戸籍を利用していたことがわかる。

蒼佑は家を出て自分の本当の父がなんであんな人間になったのか調査を始めることを冴木に語る。

灰川の故郷を調べている冴木は、灰川が心を許した人に教えてもらった詩にある「灰の雪」が彼の故郷に降る雪のことだと話していたことを蒼佑に聞き、それをヒントにPCで検索を始める。

冴木は、近くにある石炭工場の影響で灰の雪が降る蔵土村で14歳の少年が父親を殺した事件が過去にあり、その少年の顔に大きなあざがあったことから灰川の可能性が高いことを花音に語る。

冴木と花音は蔵土村へと向かい灰川の調査を始め、2人は絆を深めていく。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第4話考察&感想

今回は様々な過去が語られて真相が少しづつわかってきました。

顔に傷のある男はリッカのマークも持っていたので健流かと思っていましたが違うのでしょうか。写真を見た花音が誰だかわからなかった様子でしたね。もしかするとかばっている可能性も?

冴木と蒼佑の父も、もしかすると灰川邸事件に絡んでいるのかも、なんて可能性もありそうな気がしています。

蔵土村の佐藤文吾が灰川の父だったようですね。佐藤創(さとう はじめ)が灰川の本名だったようです。

オープニングの雪が降る中にいた血だらけの少年は、灰川の少年時代である佐藤創だったことがわかります。

終盤は灰川邸に飾られていた「我が子を喰らうサトゥルヌス」は元々「真珠の耳飾りの少女」で、後から真犯人が飾ったことがわかり、冴木と花音は灰川邸に向かいます。

そして灰川邸に応援に来ていた鈴木と花音が顔に傷のある男に襲われてしまい、男の放った流れ弾が花音に…

怒涛の展開に次回を楽しみにしたいと思います。

最後に佐藤創の過去をまとめてあります。

佐藤創の過去

資産家だった創の父、文吾は顔に痣のある創を恥じて屋敷に閉じ込めますが、逃げ出した創が村人たちに見つかってしまい激怒した文吾は彼の手のひらにバツ印の傷跡を付けます。

そんな創が村に流れ着いた犬山修二という年上の男と知り合い、仲を深めていきます。詩人や芸術家だと自称する犬山は村人たちから浮いた存在になっていました。

「降り積もれ~」の詩はこの犬山の書いた詩でした。そして犬山は創の手のバツ印に筆で書き加えて「この世界で一番強い形だ」とリッカのマークを作り元気づけます。

そんな2人の仲が気に入らなかった文吾は村中にあらぬ噂を広め、犬山は滝壺で遺体となって見つかります。

そのすぐ後に創は文吾を何度も刺すのでした。

『降り積もれ孤独な死よ』第5話第6話第7話あらすじ考察感想へ

この記事を書いた人

世界各国のドラマを楽しむドラママニアです。

国内ドラマは古い物を好んで見ていますが、新しい作品でも面白いものがないか探しています。

サスペンス、考察系を好んで見ています。

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